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そもそもミネラル・ウォーターって何?

2009年以降、健康志向の高まりで、
ウォーターサーバーを設置する人が増えました。2011年の東日本大震災以降も、
安全を求めてウォーターサーバーを設置する人が一気に増加したという背景があります。
ただ、ウォーターサーバーもいろいろと選択肢があるので、
導入を検討している人からすれば、どの商品にするべきか迷ってしまうかと思います。

しかも、天然水やミネラル・ウォーター、純水など、
いろいろな表記が混在しているので、水に詳しく無い人からすれば混乱してしまいますよね?
私も同じでした。そこで今回は、ミネラル・ウォーターとは何なのか、
また天然水との違いは何なのか、まとめてみたいと思います。

ミネラル・ウォーターと天然水は違う

ミネラル・ウォーターとは、読んで字のごとく、
0ミネラル成分の含まれた水を全般的に差します

岩波書店の『広辞苑』をチェックしても、

ミネラル・ウォーター【mineral water】
カルシウム・マグネシウムなどの無機塩類を比較的に多量に含んだ飲料となる
天然水・地下水。また人工的に無機塩類を添加した天然水

という説明があります。要するに、
カルシウムやマグネシウムなどミネラル成分を含んだ水を全て、ミネラル・ウォーターと呼ぶのです。
[ 天然であろうが、人工的であろうが、水にミネラルが入っていれば立派なミネラル・ウォーターになるのです。

では、天然水とは何なのでしょうか?
この問題を考える場合、白神山地で採水される水を考えると分かりやすいです。
日本には水源がいろいろとありますが、世界遺産の白神山地で採れる水は、
硬度0.2ミリグラムという超軟水として有名です。

「硬度が低い=ミネラルが入っていない」
と考えて問題はありません。0.2ミリグラムという数値はほぼ0に近いので、
同地の水をくんでそのままボトリングしても、天然水でありながら
ミネラル・ウォーターとは言えない
のです。

ミネラル・ウォーターとは天然水は殺菌処理も違う

他にも違いがあります。
ミネラル・ウォーターは一般的に、
殺菌処理を丁寧に行い、
成分の調整などを人為的に行なうケースが多い
です。
天然水は、

  • ・ろ過
  • ・加熱殺菌
  • ・沈殿処理

まで行ないますが、ミネラル・ウォーターは上述の処理に加えて、

  • ・オゾン殺菌
  • ・紫外線殺菌
  • ・ミネラル分の調整

などの作業を入れる場合が多々あります。
極論を言えば、水道水に上述の処理を行なっても、ミネラル・ウォーターになるのです。

何を選ぶかは消費者次第

ただ、ミネラル・ウォーターに人の手が入っているからといって、
天然水よりも劣るかといえば、そうとも限りません。

野生の植物より、品種改良された現代の作物の方が、甘くておいしい場合が多いかと思います。
水も人の手によって調整された方が、健康に良くおいしい場合があるのです。 幾つかウォーターサーバーを試して、天然水がいいのか、ミネラル・ウォーターがいいのか、
それともミネラル成分を0にした純水がいいのか、市販のペットボトル入りの水を口に含んで、
判断してみてください。幾つかテイスティングした上で、
常設するサーバーを選ぶといいかもしれません。